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Comic Academy 10 after report

生まれた時の設定では好きなポケモンはエルフーン。フェアリーが追加されてガブリアスに繰り出しやすくなったよね!カコです!
遂にコミアカも10回目。今まで偉そうに"0X"って表記にしてた甲斐があったね!
同じく、生まれた時の設定では好きな球団はDeNA。某野球部に続く記録達成なるか!アケです!
折角のキリ番だし、ちょくちょく昔のネタを織り交ぜながら(?)コミアカ10を振り返ってみましょう。
コミアカ10は第88回五月祭(2015/5/16-17)の間で行われました。初めての工学部八号館での運営となり、 参加者が集まるか不安でしたが、1日目988人、2日目1347人、両日で2335人と例年通りの来場者に恵まれました。 歴代コミアカの来場者数と比べても08の2400人に次ぐ第二位。コミアカも大きくなったよねえ……
CA04ぐらいまでは「コミアカ」で検索してもgoogleには「コミカ」のtypoだって思われてたのにね。 さて、此処から恒例のレポート担当によるサークル紹介抜粋に入るのがいつものコミアカですが、今回は 折角の10回目ということで、いつもと違う凄いアフターレポートをやってみたいと思います!

一度限りの狂気の企画! コミアカ10の参加サークル、40サークル全部紹介してみた

「コミアカ10」アフターレポート、凄い物量でしたでしょ?そして「CA11開催決定!」続報をお待ち下さいませ!
いや、紹介するのはこれからだし、縁起でもないネタをやるのはやめなさい。 コミアカも10回目。コミアカがどんな場所か、どんなサークルが居るのか、改めて皆様に知ってもらおう。ということで、 今回は参加サークル全ての頒布物を紹介してみたいと思います。これを機にコミアカに参加してみたい、隣のサークルともっとお話ししてみたい、 そんな人が生まれてくれると嬉しいです!
編集者コメント:カテゴライズは、写真と文字の配置の都合、および、編集者の独断と偏見で決めたものです。 「想像してたのと違う」という場合もご容赦いただけると幸いです。なお、画像はクリックすると拡大版が別ウィンドウで開きます。 サークル名はコミアカ登録時のものを使っております。二回目以降の表示では文字数の関係で名称を省略している場合がございます。

即売会の華 二次創作漫画

左上から順番にまるきゅうProjectさん(左一番上+右一番上)、東大幻想郷さん、crows in the shadeさん、悪堕研究機構さんです。 まるきゅうProjectさんはダンスパフォーマンスで非常に有名ですね。頒布物も漫画から東大受験考察まで幅広いです。 運がいいとレイヤーさんが売り子をやってくれます。東大幻想郷さんは売り子さんの東方知識が半端なくマニアがホイホイされることに定評があります。
幻想郷住民と対をなす(?)、提督ホイホイだったのは、crows in the shadeさん。 五十鈴、龍驤、妙高とある程度やりこんだ提督なら必ず目にするであろうキャラが大暴れしていました。 悪堕研究機構さんもホイホイされる人は結構いt(以下検閲削除)加賀ちゃんとか天龍型とか好きな人は足を運びましょう!
編集者コメント:今も昔もコミアカ二次創作では東方がボリシェヴィキ。しかし近年は提督の活躍も目が離せません。 相対的にオリジナルが多いコミアカの中で二次創作を続けるだけあって、作家の作品への愛の深さを感じます。 魔法少女が居なくなったのが少し寂しいので次回に期待です。

いつもお世話になります オリジナル漫画

左上から順番に3エーカーさん、すどさいえんすゼミナールさん、たのしい人生さん、金曜工房さん、東大イラスト研究会さん、東大まんがくらぶさんです。 科学少女を扱ってるのが3エーカーさんと、すどさいえんすゼミナールさん。 STAP細胞がなくても、理系女子がマニアックな科学を題材に駆け回る創作物はありまぁす!。 たのしい人生さんは前回完売した炭素たんが再登場。ああ、研究が辛い時に目を閉じると炭素たんのご尊顔が……
知識を蓄えるほどに正気を失う、そんな理系沼はちょっとという人は金曜工房さんがボッチ飯を扱った漫画を頒布してるので、足を運んでみると良いでしょう。 何れの作品も深い知識と経験(?)に裏付けされた濃い作品でございます。 イラスト研究会さん、まんがくらぶさんは日ごろの技術研究の成果を漫画、イラスト集という形で頒布しています。 新刊の頒布頻度が高く、新人もどんどん出てるようなので、目が離せません!
編集者コメント:コミアカの大所帯の一角、創作漫画。 参加サークルは個人サークルから、月間で会報を出せる大所帯まで幅広く、その上、息の長いサークルが多いです。 これから創作をしてみたいという人にも非常に参考になると思います。

第二の太宰、円城はいずこ? 創作、文学、小説系

左上から順番に東大文芸部さん、創文会さん、東京大学本郷短歌会さん、Jubilant Cruetさんです。 文芸系列は作家が豊作。 そして、多様な作家が多様な作品を書く中でも、サークルによって少しずつ色が違うのが魅力的です!
文芸部さんは「ああ、この人たちは太宰の後輩だ」と思わせるような作品を、 創文会さんはダサい東大生の日々などもう少しフランクな題材を扱ってる印象です。本郷短歌会さんの作品は短歌だけあって自虐ネタから恋の詩まで非常に幅広かったです。 この中では最もフランクな作風と感じたのはJubilant Cruetさん。発足から間もないものの、CA08からフル参加。その創作意欲を分けてもらいたいぐらいです!
編集者コメント:他イベントに比べれば、コミアカは文芸系のサークル比率が高い(5/40)と言えましょう。 そして、参加者が居つき易い環境も相まって文学トーク(?)が盛り上がっていた印象です。 文学の多様さは一目見ただけじゃ解らない。だからこそ、探索する楽しさがありますよ!

好きを兎に角語りつくせ! 考察・評論系サークル(アニメ漫画を対象とした考察)

左上から順番にTMCさん、中国鉄道時刻研究会さん、レールウェイズさん、東京大学アイマス研究会さん、東大漫画調査班(TMR)さん、東京大学ビジュアルノベル研究会さんです。 TMCさん、中国鉄道時刻研究会さんは一言でいえば鉄道系サークル。鉄道に関連したゲームやデータ集を頒布していて、CA08では久々に館外列誘導が入るほどの大盛況でした。 レールウェイズさんは野球場のレビュー本を頒布。日本全国の魅力を再確認できます。実家に帰るとき、一緒にポケットに入れて連れていきたい本ですね。
アイマス研究会さんは満を持してデレマス本を持ってきました。 アケちゃん、一回でいいから研究室で「全然違うじゃん」って言ってみてk、いやなんでもありません。 TMRさんは漫画を、ビジュアルノベル研究会さんはビジュアルノベルゲームのレビューを書いています。 圧倒的な知識量とファミ通レビュー的な酷評が魅力的です。酷評を自信もって出せるのは、ちゃんと作品をよく見た人だけなんだよ?
編集者コメント:東大生固有の(?)マニアックさがよく出た作品が多く、見た目の分厚さ以上に分厚い内容の作品が多い印象を受けます。 考察系の層が厚いのはコミアカの特徴と言えましょう。

掛かって来いよ天才! 考察・評論系サークル(主に学術系)

左上から順番に東京大学クイズ研究会さん、大学入試過去問研究会さん、東大院生情報統合思念体さん、東大三国志研究会さん、角煮餅さん、暗黒通信団さんです。 クイズ研究会さんはこれまた東大有数の有名サークルですね。 早押し大会の記事は問題の質もさることながら、ボタンが押されたタイミングという他ではなかなか手に入らない情報も。 過去問研究会さんはついに慶応の問題にも手を出しました。数学解説は市販本と見紛うほどの品質です。 東大院生情報統合思念体さんの『実録! 東大大学院 vol.8』は博士の就職について。院生の赤裸々インタビューは他ではお目にかかれません。
三国志研究会さんは合肥の戦い1800周年。曰く「○○から1800周年は定石」だそうです。2000年記念が見たいのであと200年、是非サークル活動を続けてください! 角煮餅さんは漢字とパズルの融合問題。オンラインでも問題を出しているようなので興味がある方は是非。 暗黒通信団さんは頒布物のグラム売り、数字暗唱割引というマニアックな頒布形態で、院生レベルの数学まで扱うマニアックな本を扱っております。
編集者コメント:評論考察系はやはり内容が特に濃い印象です。 一般参加者とサークル参加者の話が最も盛り上がりやすいのもこのジャンルです。にしても508桁の乱数暗唱は辛かった。。

楽しめるのは目だけじゃない! 音楽系サークル

左上から順番にジャージと愉快な仲間たちさん、北方樂所さん、q/stol WORKSさん、SeeYouForeverさん、TOKYO COMさん、DTMGrandiosoさんです。 音楽系サークルさんを知るにはサイトで音楽を聴いてみるのが一番。ということで、ちょっと視点を変えた紹介をしたいと思います。 ジャージさんはCA02から参加のご長寿サークル。写真左の笛で実際音を出してるそうです。 北方樂所さんは音楽から漫画、楽譜まで作品が非常に多岐にわたっています。是非フルサイズの写真でその多様さをご覧ください。
q/stol WORKSさんはコミアカ初参加。 初参加とは思えないほど、実にしっかりした作品を作り上げています。特にwebサイトのクオリティが凄い! SeeYouForeverさんの「親が悪い」の歌詞は不気味なまでに中毒性があってこの原稿書いてるスタッフの頭がやばいです。 TOKYO COMさんは、ああ、新総長を早速ネタにしてますね。深くはあえて触れません。DTMGrandiosoさんは初参加。 コミアカ内部で部員を募ってたのが特に印象的です。
編集者コメント:音楽系はコミアカの中で新規参入が多いジャンルの一つです。やはりDTM技術の向上が追い風なのでしょう。 そしてサイトでサンプルを配るサークルが多いためか、web運用技術の高いサークルが多いです。 技術進歩の影響を受けやすい分野だけに今後も目が離せません。

大人だって遊びたい! ゲーム系サークル

左上から順番に未来定規さん、同人サークルノンリニアさん、東京大学ゲーム研究会さんです。
未来定規さんは自作ゲームに漫画を付けての頒布です。世界観を楽しむもよし、シューティングを楽しむもよし(なお、編集者は即死した模様)です。 ノンリニアさんはパズルからアクションまで扱う老舗サークル。某イベントで壁サーになったこともある実力者です。 ゲーム研究会さんはどうしても糞ゲー特集に目が行ってしまいがちですが、 ポケモン本も他イベントで昼過ぎに行くと売り切れなんてことがあるので欲しい人は是非コミアカで買いましょう。
編集者コメント:音楽系サークルの次ぐらいに技術進歩を感じるのがゲーム系サークル。 市販ゲームに近い品質のものも多く掘り出し物ハンターにはたまりません。

趣味を形に!グッズその他系

左上から順番に果汁104%さん、やすもち設計室さん、寒紅造形部さん、SOS団東大支部さんです。 果汁104%さんが扱うのはボードゲーム。実は実行委員会部室で時々部員に遊ばれています。 やすもち設計室さんがが扱うのはコスプレ、廃墟などの写真。コスプレの元ネタや廃墟のチョイスもさることながら写真のクオリティーがとても高いです。
寒紅造形部さんはCA01から皆勤の、まさにアンシエント・ワン。 手製のグッズは触り心地が妙によく、即売会をよく知らない人にも好評だそうです。 タダのグッズには興味がない。そんなSOS団東大支部さんが扱うのは上履きのTシャツ。文字に起こすとよく解らないですので写真をご参照ください。
編集者コメント:一昔前までグッズ=高級品だったのですが、最近大分とっつきやすくなってきた印象です。 今後はどういうグッズが出てくるか楽しみですね。

おまけ、公式スペース他

毎回恒例の混雑写真(上)と、公式スペースの写真です。 今回の合同誌は主にコミアカの歴史を解説した本となりました。おかげ様で完売しました。また、委託スペースで委託物頒布も行いました。 更に今回は10回を記念してグッズを作りました。くろば・U様に描いていただいた絵をプリントしたトートバッグです。

編集後記(?)

コミアカ10アフターレポートは以上です。楽しんでいただけたでしょうか。 コミアカを支えてくださっているサークル参加者、一般参加者の皆さま、今後ともよろしくお願い申し上げます!
最後に少しだけ宣伝を。コミックアカデミー実行委員会では、コミアカを一緒に作ってくださるスタッフを募集しています。 自分で新しい企画を立ち上げるもよし、趣味の合う仲間と優雅な時を過ごすもよし、箱を着こんで取材をして回るもよしです。 興味がある方はメール、ツイッターでご連絡ください。お待ちしております!